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トップページのメインビジュアル用ムービーについて

トップページ(ホームページ)の役割

ホームページをお店に例えると、裏路地から目貫通りに面した場所を確保するのがSEO対策ですが、トップページはお店のファサード(お店の顔)ということが言えます。お客様にとっては、お店に対するファーストインプレッションを感じる場面。興味を引く、好感が持てるなど感覚的かつ直観的な判断で入店するか否かという次のアクションを決めているのです。ホームページでは、この判断はわずか十数秒と言われています。できるだけ多くのユーザーに好印象と興味をもって入店していただき下層ページ、コンバージョンに繋げていく重要なページだと言えます。

トップページの印象を決める要素とは

トップページの中身は、ヘッタ、メインビジュアル、メニュー、コンテンツエリア、導線エリア、フッタが構成要素として挙げられますが、この中でも顔中の顔と言えるのが、メインビジュアルの部分。他の要素もストレスなくコンバージョンに導くまでの要素として重要ですが、メインビジュアルは、ユーザーの興味を引くモノ、コトを直感的にしかも短時間で伝える重要な役割を担っています。好感度が高ければ高いほど下層ページの開示率やコンバージョン率が上がっていくのは、実店舗やアイドルの好意度が増すことと同じです。さらに、企業やお店のイメージ、製品やサービスの訴求を織り込んだ戦略的な作り込みも必要になってきます。表現方法としてグラフィック、CG、ムービー等ありますが、それぞれの特徴を活かし、想定したペルソナの心に響くビジュアルになれば好印象をより一層深めていくことができます。第一印象を決める要素は次の3つです。逆説的に「〇〇が無い」とした場合、ホームぺージがいくら目抜き通りにあったとしても埋もれてしまいます。

  • インパクトがある。
  • 興味がある。共感できる
  • 好感がもてる。

インパクトのあるビジュアルとは

日常の見慣れた風景をスナップ写真のように描写すれば、伝わるのは「平凡」な印象になりインパクトはあまり感じないでしょう。ではユーザーに十数秒でインパクトを与えるにはどのような方法があるでしょうか?静止画やムービーであれば、単純に普段ではあまり見ることが無いモノ、コトを被写体として選ぶと新鮮なインパクトを与えられます。特にムービーは動きが加わるのでよりダイナミックでリアリティのある描写が可能です。また、普段見慣れたモノでもドローン空撮やマクロ撮影など撮影するアングルや撮影方法を変えてみるとインパクトが生まれます。そのほか演出効果としてズームなどのトランジションや集中線などのエフェクト、ショートセンテンスやキーワードの挿入などを効果的に使うことで、より強調されたインパクトのある表現が可能となります。グラフィック、CGでは、一からビジュアルを制作するので描き方は無限といってよいでしょう。とはいっても予算や制作時間といった制約はつきものですね。例えば1ストーリーに3つの場面があったとして、インパクトのある場面が1つあれば、グッと引き締まった仕上がりになるはずです。集中と選択でメリハリをつけてみるのも有効です。

興味を引き出し共感を得る

ユーザーは、何か目的をもってホームページを検索するのが前提ですので、その目的に沿った内容でイメージを膨らまして伝えることが大事になってきます。玄関先で違和感を抱かせたり、期待はずれだったりすると、そこから先に進まないどころか、負のイメージを抱かせることになり逆効果になってしまいます。例えば液輸を中心とした運送業のホームページで、リクルーターをペルソナとした場合、ユーザーは仕事内容、将来性、規模、福利厚生給与体系、経営理念、職場の雰囲気 など就職先としてふさわしいか否かを見に来ます。安全、安心、信頼をモットーに30年の実績。液輸業界売り上げ〇位をPRするある運輸会社の場合、本社と駐機場の全景をドローンでダイナミックに空撮、ヘルメット作業員の指差し確認シーン、ローリー車の出発シーンの3テイクに信頼、安全、安心のワードを添えて1ストーリーにまとめて伝えれば、興味が湧きその先を見に行きたいと思わせることができます。しかし、男所帯だから、かわいさも必要だといって猫の日向ぼっこのシーンをいれるとどうでしょう?たちまち違和感を抱かれてしまいますね。ユーザーが何を求めているかを理解してストーリーをつくり、共感してもらえるグラフィックスにすることが重要になってくるわけです。

好感がもてるビジュアルとは

基本的なことですが、雑なビジュアル、古臭いビジュアル、ありふれたビジュアルは敬遠されます。映像であれば、ビットの荒い映像やピンボケ 白飛び、黒つぶれが目立つものは一言で「見苦しい」となります。また長年使われて差し替えのないものも「古臭さ」を感じてしまいます。(アーカイブは除く)。それから有料ストックフォトでも人気のあるものは、いろいろなところに使われていますので「使いまわし」の映像として評価されかねません。素材はできるだけオリジナルのもので、健全なものを採用したほうが好感度があがります。また、撮影アングルによっても例えばある企業の本社工場のファサードを地上撮影した場合とドローンで空撮した場合では、ダイナミックで奥行き感を表現できるドローン空撮に分がありますので、同じ被写体でも撮り方によってユーザーの感じ方は大きく変わっていきます。また、撮影時間(朝昼夜)や照明によって被写体もさまざまな顔に変化します。光を味方につけて撮影するときれいで印象深いシーンになります。そのほか目立たせたいと考えてストーリーの中に刺激的なシーンを挿入する場合、過度にやりすぎると裏目にでることがありますので注意が必要です。言わずもがなですが、ショッキングなシーンや反社会的な匂いのする映像はもちろんNG です。

 

 

 

 

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