トップページは言うなればホームページの「看板」。直感に響き想像力を掻き立てるものとは
トップページを彩るグラフィックスエリアは、瞬間に目を引き興味を沸かせるという意味においては看板やのれんと同じ役割を担っています。一昔前の看板といえば、一枚の板に店名や業態を記したもので、例えば「名代うなぎ〇〇」「江戸前寿司〇〇」などは、食べたい人にとってそのおいしさや匂いまでも瞬間に連想させてしまう、何度も繰り返し刷り込まれてきたイメージが詰まった魔法のフレーズのようなものですね。見る人の直感に響き、のれんの奥に引き込んでいく力を持っています。この直感に響き想像力に繋げていくポイントとは何なのでしょうか。ワードにしろ、グラフィックにしろ、ついいろいろな情報や説明をちりばめたくなりますが、訴求ポイントをしっかり押さえて「シンプル」に表現するほうが伝わりやすいということが言えます。見る側からするとほんの数秒間でイメージするので細かい情報は拾わないのです。あとは見る人にどのようなイメージで捉えてもらうかが重要になってきます。汚れた看板や壊れた看板を見てポジティブなイメージを持つ人はほとんどいませんし、寿司店だと一般的に海、潮、みずみずしさを感じさせるブルー系、白系のバックで鮮度感を表現しますが、暖色系のバックだとネタの鮮度感が消されてしまいますね。そのほかフォントの字体、色、レイアウトによって高級感をイメージさせたり、あえて古い看板や字体をつかって歴史感を表現したりすることもできます。ほんの数秒の視覚情報をもとにイメージをつくりあげてしまう人間の想像力は本当にすごいですし、いかにコントロールして見る側のファーストインプレッションを意図する方向にもっていくかが重要なのです。
あまたのHPからキャッチアップされやすくする要素とは
見る人がHP検索をするときは、検索したHPを横一列に並べて、トップページのファーストインプレッションを判断材料にしてキャッチアップされていきます。このとき重要なのは、とにかく「目立つこと」と「製品サービス、企業のイメージを好感をもってみてもらう」ことです。目立つという観点でいうと、メディアのCM張りに多額のお金と時間と労力をかけられるのであれば、有名人著名人の起用やコピーライターによるキャッチフレーズなどがありますが一般的ではないですね。もう少し平たく考えてみると、「目立つ」方法とは、「光る」「動く」といった物理的に視覚効果を狙ったものや、「奇抜」「希少性」といった普段目にしないものや状況を作り出す方法があります。これらの手法をうまく使って「目立つ」要素がほかのHPよりも強ければキャッチアップされやすくなります。つぎに製品サービスや企業のイメージも好感をもって伝えられるかですが、言い換えると見に来た人のイメージ通りまたはそれ以上の好印象を持ってもらえるかどうかということです。例えばお店のエントランスを撮影する場合、地上から目線で撮影するのと、ドローンで動きをつけて空撮するのでは迫力がぜんぜん違いますので当然「かっこよさ」「目新しさ」といったポジティブなものを感じてもらえる映像になっていきます。一般の撮影に加えマクロ撮影、ドローン空撮、マイクロドローン撮影などの技法をうまく使い、ライティングや昼夜天候などのシチュエーション、レイアウトを工夫することで好印象をもたせることが出来ます。
なぜトップページ用のイントロダクションムービーが注目されているのか
トップページを彩るグラフィックスエリアですが、グラフィックス、文字、フォト、ムービー、CG、アニメーションなどいくつかの表現方法の中でも今注目を集めているのが、イントロダクションムービーです。なぜ人気があるのでしょうか。動画は、これまでマスメディア主体に一方通行で配信される敷居の高いものでしたが、スマホの普及に伴って、インターネット上のソーシャルメディアで誰もが自由に配信できる環境となり、とても身近な存在になりました。つまり、動画によるコミュニケーションが当たり前の環境になってきたということがあります。そんな動画を使って製品サービスや企業のイメージを伝えることには次のメリットがあります。
- リアリティがある
- 動きがある
- わかりやすい
リアリティがある
ムービーはフェイク加工をしない限り基本的に実写の素材を使用します。例えば、寿司店であれば、板前さんの包丁さばきや新鮮なネタ、あがりの湯気まで「現場」「現物」をリアルに映し出すことによって、「食べてみたい」と直感的に感じ取れる映像になります。また、実写をありのままに使用することで「誠実さ」「安心感」といったイメージも伝えることができます。
動きがある
ムービーの最大の特徴は「動き」があるということです。動きのないものとあるものではどちらが目立つかというとやはり「動きのあるもの」のほうが勝ります。トップページをより魅力的かつ目立って見せるにはムービーはまさに持ってこいの方法なのです。
わかりやすい
静止画やグラフィックでは「動き」の中から切り取った「絵」が放つ印象から想像力を働かせてイメージにしていきますが、ムービーは「動き」そのものを映し出しますので、見る人にとってはストレートでわかりやすいのです。「動き」を描写したり、静止しているものをカメラを動かしながら「動き」をつけることができるのはムービーならではのものです。
イントロダクションムービーは、見る人に製品サービス、企業のイメージをわかりやすく表現し好印象を持っていただきコンバージョンに繋げる役割を担っています。さらに「驚き」「感動」のムービーを制作するにはどうすればよいのか。私たちフライングスターは、同じ被写体であっても一般撮影にはできないアングル、アクションで撮影できるドローン空撮を通し、製品サービス、企業のコンセプトに沿って提案していきます。ドローン空撮を取り入れたイントロダクションムービーの制作のことなら何でもお問い合わせください。